建築ファサード用カーボンニュートラルシリコーン

カーボンニュートラルなDOWSIL™ブランドファサードシリコーンのフットプリントを見ること以外に、カーボンニュートラルの全体像は重要です。同様に重要なことは、ハンドプリントと青写真を考慮することです。

ハンドプリント：DOWSIL™ブランドファサードシリコーンは、耐候性シーラントでは65年以上、4面構造グレージングシリコーンでは 50年以上の用途で、優れた長期耐久性を備えています。したがって、シリコーン製造時に排出される炭素と、シリコーンの寿命によって節約される炭素排出量の比率は非常に高くなります。例えば、断熱ガラスについて20以上の係数が算出されている。

青写真のデザイン上の利点：その先を見つめながら、ファサードのデザインについて考えましょう。シリコーンは、純粋なガラスの美しさを備えた高性能構造グレージングファサードの実現に貢献します。ファサードの具現化炭素をさらに減少させたり、例えば、建物運用中の炭素排出量の削減に貢献できるか？

ファサードのデザインとシステムの多様性が世界的に広がる中、設計技術は設計図に大きな影響を与えます。

より具現化の少ない炭素を用いた設計：構造グレージング設計は、必要なアルミニウムを最大15%節約し、ファサードの全体的炭素削減につながります。

エネルギー効率：シミュレーションにより、特定の構造グレージング設計は、領域およびファサードシステムの種類に応じて、カーテンウォールU値(UCW)を10～25%減少させることに貢献できることが示されています。

PAS 2060は、ボンディングおよび構造グレージング用のカーボンニュートラルな認証済みシリコーンで、建物の環境への影響を軽減し、グリーンビルディング認証の格付けを高め、地球の気候変動に寄与する温室効果ガス(GHG)の創出を制限します。

カーボンニュートラルなシリコーンは、シリコーンポリマーの製造に必要な炭素を正味ゼロに減らすことができます。これらの材料は、当社製品の構成要素です。特定の建築プロジェクト向けのカーボンニュートラルなシリコーンは、特にダウが独自の地位にあるシリコーン金属製造プロセスに関連する技術向けの画期的な製品です。

ダウは、世界の炭素排出量を削減することの重要性を理解しています。そのため、パリ協定に従い、2050年までにカーボンニュートラルを達成することを約束しています。Dow Reduced Carbon製品と技術は、この目標を達成するための当社の戦略的アプローチの一環です。