自動車のバッテリー性能の向上
プラグインハイブリッド車やバッテリー駆動の電気自動車の市場は成長しており、自動車メーカー(OEM)と部品供給メーカーは、バッテリー開発曲線の一歩先を行く機会を迎えています。ダウの革新的なソリューションを軽量でエネルギー密度の高いバッテリーパックに取り入れることで、過熱に対する耐性を付与し、大量自動組立システムでの生産も可能となります。
お客様のニーズに合ったソリューションを見つけるために、当社の幅広い製品群をご覧ください。バッテリーの安全性についての詳しい情報は、当社の内装、外装、および安全性のページをご覧ください。
シリコーンからポリウレタンまで、当社の実績のある幅広い放熱ソリューションは、我々の材料科学の知識と業界の専門知識を活用して、電気自動車とハイブリッド自動車のバッテリーパックの開発を推進します。
製品設計の自由度を高めたいですか? VORATRON TMおよびDOWSIL TMの技術により、それが実現出来ます。バッテリーの寿命を延ばしたり、安全性を高めたり、バッテリーのエネルギー消費を抑えたいですか? 私たちには、それを実現するソリューションもあります。
EV用およびハイブリッド用のバッテリーパックの安全性と性能を一緒に考え直してみましょう。
バッテリーパック組み立て
シリコーンフォームと放熱性シリコーンがバッテリー組み立てに理想的な理由とは?
高度なシリコーンソリューションによる熱伝播の軽減
電気自動車内の乗客の安全は、最も重要な懸念点です。このような懸念に対処するための規格は改善が進んでいますが、一部のOEMは、将来にわたって予測されるより厳しい要件に準拠するソリューションの開発を目指しています。この様に規格が引き上げられることにより、火、爆発、または煙などの熱事象を軽減するために、バッテリーの安全性と材料の改善の必要性が高まっています。
バッテリー延焼防止に関するお客さまの課題に対して、ダウのシリコーンソリューションで熱に挑みましょう。
DOWSIL™ EF-6525 RTV Low Viscosity Silicone Foamを、Voltex 2成分混合弁を取り付けたGraco社のEFR計量システムで吐出。
シリコーンは、難燃性や自己消火性など、熱軽減対策に対して素材としての有利な特長があり、着火した際の伝播を防ぎます。さらに、幅広い温度範囲で性能を発揮し、電気自動車の熱暴走による高温にも耐えることができます。
シリコーン材料は、さまざまなフォーマットで利用でき、様々なセルタイプやモジュールおよびパック構成に対して、断熱および防火性能を幅広く提供します。
ダウは、以下を含む、バッテリー延焼防止用シリコーン材料の幅広い製品ポートフォリオを提供しています。
- LSRコーティングおよび封止材室温での迅速な硬化、熱および炎からの保護が可能。
- フォーム迅速な室温硬化、封止、振動抑制、熱および炎からの保護が可能。
- HCR 迅速な硬化、電気絶縁、優れた熱および炎からの保護が可能。
バッテリー延焼防止のビデオ
ダウの、EVバッテリー熱マネージメント用シリコーン材料のポートフォリオの利点をご確認ください。
電子制御ユニット(ECU)の組み立て工程での信頼性向上が必要ですか? もしそうであれば、ダウは、電気的故障や過熱によるリスクからモジュールを保護するDOWSIL™製品を設計しました。コーティング、ゲル、封止材、特殊ソリューションなど、幅広い保護ソリューションを有しているので、お客様のモジュールの信頼性を確実にするためにダウの技術を頼って下さい。
リソース
バッテリーモジュールセル組み立て
ダウのソリューションが熱暴走からバッテリーをどのように守るのかをご覧ください。
バランス。流れ。コミュニケーション。電子制御コントローラー(ECU)は、電気自動車が速度と加速を効果的に制御でき、事故や衝突を防ぐのにも役立ちます。このような重要な設計タスクは、ダウが提供するような、信頼性の高い実証済みの技術によって支えられる必要があります。
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