高残接・軽剥離のフィルムにも塗工可能なシリコーン剥離剤
ラベルやテープに使用される粘着剤をきれいに剥がすためにはシリコーン剥離剤が欠かせません。
一般的に離型剤には基材への安定した密着性と剥離性の相反する性能が同時に必要とされます。
またPETフィルムのような耐熱性の低い基材への塗工には、硬化温度も重要な要因となります。
ダウ・東レでは、良好な経時剥離安定性と外気暴露性を兼ね備えた低温硬化型LTCシリーズとして、無溶剤と溶剤どちらのタイプにも応じたシリコーン剥離剤を豊富なラインアップで提供しています。
ダウ・東レのシリコーン剥離剤 LTCシリーズの特徴


ダウ・東レの低温硬化型シリコーン剥離剤LTCシリーズは、無溶剤・溶剤タイプからお客様のご要望にあった剥離性と基材密着性を提供いたします。
主な用途はテープやラベル用の剥離紙、電子基板工程用フィルム、OCA、ダイカット、保護フィルム用などのディスプレイ用剥離フィルムとなります。
LTC762(溶剤型)と開発品(無溶剤型)について
ダウ・東レでは、これまで実現が難しかった高い残留接着率と軽剥離の両立を実現する新しい製品の開発に成功しました。LTC762は溶剤型、 開発品 は無溶剤型で、幅広い塗工方式に対応することができます。
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LTC762 |
開発品 |
有効成分 |
50% |
100% |
粘度 |
5000mPa・s |
400mPa・s |
特徴 |
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主な用途 |
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ダウ・東レのシリコーン剥離剤は長年の経験に基づく確かな知見によって、クラフトテープからエレクトロニクス工程フィルム用途まで幅広い分野で使用されています。
シリコーン剥離剤の主な特徴・用途さらに詳細な技術情報などについては、上記の通り最新の日本語版製品紹介資料でご確認ください。