安全への追求が、エアバッグの革新を生みます
スマート技術が、乗客の安全の改善をもたらします。規制基準の強化、自動車メーカーの責任の増大、自動車の安全性向上に対する消費者の期待の高まりは、受動的、能動的な安全システムを改善する革新的な設計と材料に対する大きなニーズを生みだしています。ダウの先進技術と先端素材が、未来のエアバッグシステムを支えます。
エアバッグカバー向けTPOおよびPOE
熱可塑性オレフィン(TPO)は、エアバッグが展開するなどの高い衝撃が起きた際の脆性破壊を防ぐことで、自動車内部の安全性を強化します。
TPO製エアバッグカバーの製造に ENGAGE™ポリオレフィンエラストマー(POE)を使用することで、低温延性が向上し、氷点下30度以下の低温状況下でもエアバッグといった重要な安全装備品の正確な作動に貢献します。ENGAGE™ XLT POEは、軽量で薄いTPOの部品に剛性強化、相当の衝撃に対する強度、流れ性の向上を可能にします。
また、これらの工学材料は以下を生みだします:
- 高い靭性と柔軟性
- 表面光沢など意匠性の向上
- 特にPOEリッチな配合では、サイクルタイム短縮の可能性
ファブリックコーティング、トップコート、シーム用シーラント剤
ダウのシリコーンエラストマーファブリックコーティング、摩擦低減トップコート、シーム用シーラント剤を使用し、安全性と設計目標を達成しましょう。あらゆるエアバッグシステムのデザインに対応した小型で軽量なパッケージ、その上耐久性に優れた製品が可能です。
エラストマーファブリックコーティング:
- カットソーの縫い目がない(CSSS)エアバッグ用ならびに一枚生地のエアバッグ用
- インフレータブルカーテン用コーティング
- 摩擦を低減するトップコート
シーム用シーラント剤
- カットソーエアバッグのシーリング用
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